こんにちは。
90日で絶望を希望に、不安を安心に変える心理相談室『しあわせ体質』のカウンセラーおおにしみちおです。
最初の一歩は楽にできること、から
パニック障害で電車に乗るのが怖くてできないとする。でも、パニック障害で苦しんでいる人は、早く楽になりたいので、電車に乗れるように、とそこだけを見て頑張ってしまいがちです。
だから、いまできないことをいきなりやろうとする。結果、やっぱりできなくて、挫折感だけを味わってしまう。
いきなり大きな目標を立てるのではなく、もっと身近な所に目標を設定した方がいい。
例えば、
朝起きたら、お日さんを浴びよう。
窓を開けて、外の空気を吸おう。
家の周り一周しよう。
『大きな目標を達成できたというのは、小さな積み重ねの結果だと思う。それは、一歩二歩と足を踏み出すたびに動いたからできたことではないだろうか。だから、最初の小さな小さな一歩をこんなことやってどうなるの、と握り潰さないほうがいいんじゃないかな』
こんなことという些細なことを実行することに意味がある
こんなことやっていて、意味があるのかなあ?と自分がやっていることに疑問が出てくることがある。目に見える大きな成果だったり、とてつもなく大きなことをしなければ、と思ってしまう。
それに比べて、いま自分がやっていることはあまりにもちっぽけで些細なことに過ぎないと感じて、無力感を感じてしまったりする。
単調な繰り返しだったり、誰にでも出来ることじゃないかと自分がやる意味を見いだせなかったりする。
輝かしい未来というのは、平凡な日常の積み重ねの先に訪れたりするものだ。大きな目標というのも同じだと思う。
一つ一つの小さな行動の積み重ねの上に大きな結果として積み上がっていくのではないか。
些細なこととだからやらないのではなく些細なことだからやってみる
些細なことという疑問が湧くのは、その部分だけをみているからだと思う。確かにその部分は些細なことなのかもしれないが、大きな目標を達成する過程においてはなくてはならいピースの一つのはずだ。
些細だけれど、必要なことだと思う。それは全体を構成する一部なのだから。それがあるからこそ、それを土台として積み上げることができる。
ジェンボジェット機は600万個の部品から出来上がっているそうです。その一つ一つに意味があるのです。米粒くらいの大きさのビスだから、要らない、とはならないのです。それぞれに意味があって、なくてはならないものなのです。
こんなことと考える前に、全体の中でそれがどの部分を構成するものなのなか、全体の中で持つ意味を考えたらなくてはならないことがわかるだろう。些細なことかもしれない。でも、とても必要なことなのです。
些細なことでいいのです。やり始めた瞬間から、大きな目標を達成するための計画がスタートしたのです。潜在意識にいま目標を達成しようと動き出したんだ、とインプットされるのです。
こんなことぐらいと思うようなことでいいので、何か始めてみましょう。
きょうも、お読みいただきありがとうございます。
みなさまのしあわせをお祈りしています。