こんにちは。
90日で絶望を希望に、不安を安心に変える心理相談室『しあわせ体質』のカウンセラーおおにしみちおです。
自分の努力や頑張りに疑問が生じることがあります。このまま続けてもいいのだろうか?無駄なことをやっているのではないだろうか?などと。
疑問が生じると同じように頑張っているつもりでも全然結果が違ってくる。
やるだけやったら「ゆだねてみる」といいかもしれません。
『なんとかなるさ、ということはなにもしないで開き直ることではない。できることをこれ以上ないというくらいにやってしまったら、後はくよくよ考えても仕方がないということ。やることやったあとは、自分の力の及ぶ範疇を超える。あとは、ゆだねるだけ』
「やるだけやったら、肩叩きあい!」
「よっ、お疲れさん」
昔、こういうフレーズのCMがありました。
頑張っても、頑張っても、頑張っても、結果が出ない。ということはあります。では、頑張る意味がないかというとそういうことはない。
いま各地で高校野球の地方大会が始まっています。甲子園を目指して球児たちは誰よりも練習に励んできたことでしょう。人一倍汗水を流したことでしょう。でも、甲子園に出れる選手は一握りです。努力しても全員が出ることができないのです。
頑張っても甲子園に出れないこともあるが、頑張らずに甲子園に出れるようになった選手は一人もいないと思います。甲子園という憧れの舞台は、努力した人にしか縁がないと言えると思います。
自分のできること、やるべきことを全力でやり切る。ここまでが自分の力の及ぶ範囲。それ以上の結果についてはまた別の見えない力が働いているように思います。
わたしたちはいろんなことを考える。こんなにやってもダメなんじゃないか?やる意味あるのかな?ダメだったらどうしよう?
ときには考えても仕方のないことが頭に浮かんでくる。心が萎えそうになる。
ここで思い浮かべて欲しい。甲子園に自分は本当に出たいのか?自分が甲子園に出たら、誰が喜んでくれるだろうか?
自分の望みを再認識して欲しいと思います。そして、それは自分だけのことではない。その望みを喜んでくる人がいるし、それを励みにしてくれる人もいるということを。
頑張りが報われるとは限らないが、頑張りがないと報われることはない。そのために、自分ができることに最善を尽くそう。そして、最善を尽くした自分を労おう。
自分はここまでやってきた。努力が報われなかったとしても、ここまでやってきたことに偽りはないし、目標に向けて頑張ってきた自分を誇りに思う。
と言えるまでやったのなら、あとはゆだねるだけ。見えない力にゆだねてみましょう。
きょうも、お読みいただきありがとうございます。
みなさまのしあわせをお祈りしています。