こんにちは。
90日で絶望を希望に、不安を安心に変える心理相談室『しあわせ体質』のカウンセラーおおにしみちおです。
わたしたちは「自分の目」というフィルターを通して世間を見ます。青いレンズの眼鏡をかければ世間は青く見えます。赤いレンズの眼鏡であれば赤く見えます。
反対に言えば、かける眼鏡を変えればあなたの思い通りの世間が見えてくるのです。
『例えば、「頑張れ!」と言われて、応援してくれてるんだ、と思う人もいれば、もっとやらないと、と否定されているように思う人もいる。同じ言葉でも、ふだん自分をどう思っているかで、言ってくれた人を味方にもするし、敵にもする。結局のところ、敵味方は自分が作っているのかもしれないよ』
自分で自分のことをどう思っているか、ということはすごく重要なことだと思います。
自分が思っているのと同じように、周りの人も思っているに違いない、とわたしたちは考えるからです。
自分なんて大嫌いだ、とてもじゃないが好きになんかなれないと思っていると、自分は好かれるような人ではない、と思うでしょう。
すると、周りの人があなたを見る目が、否定されているかのように突き刺さって感じられるかもしれない。もちろん、それは大いなる誤解で、周りの人もそうつもりはないのですが、みられているあなたが、そのように感じるわけです。
自分は愛されるような人間ではないと思っているから、周りの人もわたしを愛してくれるはずがないと決めつけてしまうのです。だから、「頑張って!」と言われた一言に、応援してくれているとは思えない。このままではダメと言われた。もっと真剣にやりなさいよとダメ出しされたように思ってしまう。
これは、自分は愛されるような人ではない、と思ってしまったから、周りの人を敵にしてしまったわけです。では味方にするにはどうすれば良いかというと、自分は愛されるにふさわしい人であると思えるとそうなっていきます。
あなたが、自分は愛されるにふさわしいと思っていると、周りの人からたくさんの手を差し伸べられるでしょう。
まず自分に愛を向けましょう。自分を愛するということに力を注ぎましょう。自分大好きになると、わたしは愛されるにふさわしいと思える。すると、あなたに注がれる周りの視線が愛のこもったものに感じられる。
本来、あなたを見る周りの人の目というものは、ニュートラルなもののはずなのですが、愛されるはずがないと思うと突き刺さるような痛い視線となり、愛されるはずと思うと優しい愛のこもった視線となる。
そのあなたが感じた視線に対して、あなたのとる態度がかわる。突き刺さる視線に対しては敵意を示すだろうし、愛のある視線には好意を示すでしょう。
わたしは誰からも愛されると感じられると世界はあなたの味方になる。そのための一歩が自分を愛するということだと思います。
きょうも、お読みいただきありがとうございます。
みなさまのしあわせをお祈りしています。