やってみたいを優先するにはどうする?〜90日でしあわせ体質を手に入れる心の取扱説明書〜

こんにちは。
90日で絶望を希望に、不安を安心に変える心理相談室『しあわせ体質』のカウンセラーおおにしみちおです。

やってみたいなあ、と思うことがあるかと思いますが、思うことはあってもなかなか行動に移せないことが多いようです。やってみたいという思いは、最初が一番熱量が多いのです。その熱量の多いときに何かを行動に移してしまうとその勢いで次の行動に続け易いです。

『やってみたいなあ、と閃きを感じたらすぐやってみる、申し込む。これが新しことを始める秘訣のようです。どうしようかと考え始めると怠惰なささやきがでてきて、やらない理由だけがいくらでも思い浮かぶから。思い立ったときが始めるときです。ブレーキのかかる前に始めてしまいましょう』

あることをやってみたいと思ったとき、その瞬間の熱量が一番多い。その後、だんだんと熱意が冷めていきます。

そして、やりたい理由よりもやらない理由が次から次へとでてくるのです。
「そんなことする時間ないし」
「お金かかるから」
「いい年してそんなことやれない」
「やる意味あるのかな?」
「あえてやらなくてもいいか」
こんな感じでだんだんトーンが下がっていきます。

結局、やってみたいという思いはしぼんでしまって、やらない、ということになってしまいます。

わたしたち自身が一番喜べるのは、やりたいことをやっているときです。自分のやりたいをかなえてあげることが、一番自分を幸せにします。

だから、やりたいことがあってもやらない理由がいっぱい出てきてやることをやめたとき、がっかりという感情は残ります。

それが、毎回毎回起こってくると「やりたいことはやってくれないんだ」と心の底で感じています。自分に失望してしまいます。これが自分が嫌いになっていくステップです。

するとどうなるかと言うと、やってみたいと思うことがなくなってきます。だって、思ってもかなえられないから。思うだけむなしく感じてしまいます。ならば、夢をもちたくないですよね。期待するだけ失望感が出てきます。そいう感情は味わいたくないのです。

好きなことがわかりませんとか、何がしたいかわかりませんという声をききますが、それはいままでそういう声を無視していたから、声をだしてくれなくなったのです。

やってみたいなあという声が出てときに、かなえてあげるということはすごく大切なことだと思います。

では、やってみたいという声にこたえるたためにどするかというと、小さなことでいいので何かの行動に移すということです。

申し込む。資料を取り寄せる。ネットで検索してみる。だれかに宣言する。関係する本を読んでみる。詳しい人に聞く。それは、とっかかりのとっかかりのような行動で良いのです。そのための一歩を踏み出したということなんですね。

考えているだけではやらない理由が浮かびますから、浮かぶ前に何らかの行動に変えてしまうということです。

一つ行動すると、また別の行動を思いつくかもしれない。それを次から次へとバトンのようにつなげていくといいと思います。

「鉄は熱いうちに打て」と言いますから、まず、ほんのささやかな行動でいいので形にしましょう。

きょうも、お読みいただきありがとうございます。
みなさまのしあわせをお祈りしています。