一喜一憂しないために知っておくべきこと〜90日でしあわせ体質を手に入れる心の取扱説明書〜

こんにちは。
90日で絶望を希望に、不安を安心に変える心理相談室『しあわせ体質』のカウンセラーおおにしみちおです。

『ダイエット始めたからと言って、毎日毎日体重が減っていくということは無いと思います。時には、増えていることもあると思う。

心もそうで、やはり気持ちの上がり下がりはある。だから、気分が上がったといっては喜び、下がったといっては悲観しているとしんどいと思うのです。一喜一憂しない方がいい』

わたしは、ダイエットしているわけではないのですが、毎朝、体重を測ることを日課にしています。体調にも波があって、急に前日より1キロ減っているときがあるし、反対に1キロ増えているときもある。

わたしたちは人間だから、波があるのですね。きょうはそんなお話です。

■良ければ嬉しいし、悪ければ落ち込む

わたしがパニック障害だったとき、朝起きてまずするのが、きょうはどんな気分なんだろう?と自分の状態を確認することでした。

晴れやかな気分を感じるのか、鬱々とした気分なのか、どんな気分なんだろうと思うのです。

だいたい、その日の気分というのは、朝起きた時にわかります。きょうは、調子がいいのか、悪いのか。楽に過ごせる一日なのか、辛い一日が始まるのか。

だから、良い気分だと嬉しいし、悪い気分だと落ち込んでいました。

■良くなったり悪くなったりを繰り返す

体調が良い方向に向きだして、なんか回復に向かっているなあと感じるときがありました。それはすごく嬉しいんですね。だって、あのパニック発作の苦しみから解放されと思うからです。

ところが、あるとき、ドーンと気分の下がるときがあって、よくなりかけていたのに、また、元に戻ってしまった、とすごくショックを受けたことがありました。

そのときは、よくなりかけていたにもかかわらず、また悪くなって、元に戻ってしまったのかと落ち込んだのですね。良くなったと思って喜んだ分だけ、悪くなったときはの絶望感は半端なく大きなものがあります。

でも、いまから考えるとこれは当然のことなのです。人間だから。生き物だから。良い時もあるし、悪いときもある。

良くなったり、悪くなったりを繰り返し、長い目で見ると、良くなっていく。こういう感じで治っていきます。

■良くなったり悪くなったりは当たり前

それに対して、良くなっては喜び、悪くなっては落ち込みをしているととても疲れます。余計なストレスがかかります。

一喜一憂しないということがすごく大切なことだと思います。良くなったと思ったら悪くなる。こういうこともある。と心に刻んでおいた方がいい。それだけで、余計な落ち込みが減ってくる。これがすごく大事です。

だから、調子のいい時でも、無闇に喜ばない。きょうは、調子が良いいんだ。と思うだけ。調子の悪い時も、きょうは、調子が悪いんだ。と思うだけ。

自分を客観的に見つめていくと心が穏やかになっていきます。心に波風を立てないようにすることが楽になっていくコツかなと思います。

だから、自分の様子を見張って、一喜一憂しない方がいい。良くなったり悪くなったりは当たり前なんだと理解しておきましょう。

きょうも、お読みいただきありがとうございます。
みなさまのしあわせをお祈りしています。

 

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